昨日の日記のつづき

今日は 長編になります m(__)m


昨日のジャムは『桑の実ジャム』です



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6月2日 朝食でのオカーさんとの会話

「オトーさん このジャム 何のジャムか分かる ?と出てきたのが
小さな瓶に入った真っ黒なジャム。

  「・・・・・ 桑の実だ !

「アラ よく分かったわね S先生がことづけてくださったのよ」 

  「おっ Sさんか (^^♪」

 

そう甘くもなく酸っぱさもなく、何となく桑の実の味

桑の実を食べたことのない人には分からんかも・・・

  

 

以前一度だけ『絵日記』にしたのを思い出し
引っ張り出してみました


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2006年6月20日 『桑の実絵日記』より

ー 略 ー ずっとずっと前に書いた小文を思い出しました。



「お、桑の実がある」一人つぶやきながら、
わずかに赤みが残った小さな黒い実を口に入れた。
誰が採ってきたのか机の上の小さな皿に何粒かあった。 
今はごく珍しくなったが、

ずっと以前は ""には桑畑がたくさんあり、
桑畑に入って毛虫にさされながらもよく食べた。
口のまわりが紫色になり、
ポケットに入れて服を汚し母親に叱られたりした。 
子どもの頃は、甘酸っぱさが美味しかったはずなのに、
今食べるとさほどでもない。
桑の実の味は変わるはずもなく、変わったのは人の味覚。 
梅、スモモ、あんず、グミなどの酸っぱい果物の時季を迎える。



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ー 追記 ー

絹織物  生糸  蚕(養蚕)
蚕(かいこ)の餌は桑の葉っぱ
その昔養蚕が盛んだった弓浜半島には桑畑があちこちにあり
養蚕産業が無くなった今でも
その名残りの桑の木を見かけます