5月13
コメント一覧 (2)
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- 2017年05月15日 11:32
- 十志夫さん
5句とも現場感覚そのままの作句ですが、特に〇◎印は素直にその景、状況を詠んだ句です。
◇「ぶんぶん」と「牡丹」が季重なりかなぁと気にかかりましたが・・・。
◇「小手鞠」と「小犬」は取り合わせが安易かなとは思いながらの句です。
「新宮司、万緑」
◐ 緑に覆われた鎮守の杜の表現を"万緑"としましたが、
万緑の意味するところは違うんじゃないかと思いつつ、
"新緑"では弱いような気がして、同義語も漁ってみましたが・・・。
◐ "新宮司"と云う表現が俳句として通用するのかどうか気がかりでしたが、宮司就任の清々しい前向きな姿勢を詠みたくての言葉です。
つくってる時は思い込んでしまっているので、言葉を入れ替えてみる余裕が持てません。
★のようになると、ストンと入ってきます。リズムの良さですね。
ありがとうございました。
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感想です。今回も佳い句が多かったです。
△小手鞠のゆれて小犬の通ひ道
言葉を入れ替えて、いろいろ試してください。
もっとすっきりする表現ができると思います。
★小手鞠のゆるる小道の小犬かな
〇たらの芽を添へてホテルのバイキング
ホテルのバイキングという近代的な言葉に対して、たらの芽と
いうアンバランスな言葉の取り合わせがいい。
◎ぼうたんの花びら仕舞ふ陽の陰り
日の翳りによって花弁が消えゆく様子を「仕舞ふ」とした表現は
レトリックんが素晴らしいです。
〇ぶんぶんを遊ばす花芯大牡丹
「ぶんぶん(こがねむし)」が花芯の上を飛んでいる様子を
「花芯が遊ばす」とした表現が巧み。
△万緑に祝詞(のりと)清しき新宮司
下語の「新宮司」が唐突としている。上6になってもいいので、
言葉を入れ替えたほうがいい。
★新宮司の祝詞清しき夏木立