「寒牡丹絵日記」







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この前の土曜日 晴天

寒牡丹を描こうと思い大根島の「由志園」へ行ってみました

それでも 入場券を買う前に確かめておかなければと思い

園の人に聞いてみました


「寒牡丹咲いていますか ワラの蓑で覆ってあるの」

「ハイ 咲いていますよ 入って右手の方に行かれたら」

「そうですか じゃぁ入場券を買います 1枚ください 笑顔



というやりとりで入園 ”寒牡丹”の一角へ向かいました

ところが ワラの蓑の覆いがしてある牡丹の木はたくさんあるけど

肝心の牡丹の花は ショボショボとしてほとんど終りそうな状態 困った

これじゃあ絵にならんとすぐに引き返し

先ほどの園の人をつかまえて 些かツッケンドンな言い方で


「ほとんど花も終わった状態で アレじゃあいけん」

「絵を描くだけのために入場券買ったのに」 

なんて 多少の下心を持ちながらブツブツ

「そうでしたか それはスミマセン」

「1月の終り頃 寒牡丹まつりをしますからその時に」

「いや もういいです 何べんも来ているから」

とスタスタ




ふと後から追いかけてくる気配あり

(「もしかしたら・・・・」)



「お客さん 入園券の払い戻しをさせていただきます」

「あっ そうですか それはどうも 電球

と 600円の払い戻し

「またおいでくださいませ」 の声を背中に聞きながら

『言ってみるもんだナ』と

『そこまで言わなくても 絵を描くってこっちの都合だし』

の気持ちが交差し 何となく後味の悪さがいまだに残ってます




まっ 再度行ってみよう 「牡丹まつり」の頃に チュー



長々と書き連ねましたが

上の作品は 去年の1月23日 「由志園」で描いた作品です











2005年 1/23「由志園」にて

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